Premier Proでの書き出しTips(静止画の扱い編)

実はついさっきまで、4日間、Premier Proの書き出し異常で、ハマっていたのですが…。

静止画の扱いも、ちょっと注意をしたほうが良いのかもしれません。

…というのは、静止画を直接シーケンスに貼り付けると、エンコーディングに失敗する可能性が、かなり高くなるから、です。

そのときのエラーメッセージが、これ。

エクスポーターを使用して書き込み : H.264
ファイルに書き込み : \\?\C:\Users\***\Desktop\TEST.mp4
書き込みファイルタイプ : H264
タイムコードの前後 : 00:10:05:20 – 00:10:10:19
レンダリングのオフセット : 925.160 秒
コンポーネント : H.264 タイプ Exporter
セレクター : 9
エラーコード : -1609629695

この、エラーコード -1609629695というエラーが出るのがミソで、
GPUを使用してレンダリングを行った場合に、よく出てきます。

この症状の回避策としては、

  1. GPUのドライバを最新の状態にする
  2. ソフトウェアエンコーディングで書き出しを行う

というのが、とりあえずの対処法です。

もっとも、書き出し中に、他の動画を見たりすると、GPUの処理がかち合ったりして異常が起こって、このようなエラーが出ることも、よくあるのですが…、

一番の理由は、「シーケンス内に、静止画を直接貼り付けない」ということだと思います。

ただもっとも、シーケンス内に静止画を貼り付けても、必ずこのエラーが出るのではなく、出ない場合もあります。(画像サイズによるかもしれません。)

このエラーが出た場合の対処方法として、「2.ソフトウェアエンコーディングで書き出しを行う」とありますが、他の作業が出来なくなったり、エンコード時間がとてもかかる、となってくるので、

それでもやっぱり、GPUエンコーディングにしたいな、っていう場合は…。

とりあえず、使用する静止画像を、動画として書き出し(この時はソフトウェアエンコーディングをする)して、本番環境には、静止画部分をその書き出した動画に差し替えてしまい、こちらはGPUエンコーディングする、

というのも、一つの手だろうと思います。

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  1. AZU

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